私達は2つの文化が交差するプロジェクトを作り上げないかと音楽家とダンサーに呼びかけた。舞踏テクノは即興性とテクノ、ライブ映像そしてフィジカルポエトリー(天然肉体詩)から作り上げられる壮大な舞台である。この作品においてダンサーと音楽家は共に同じ役目を果たし、肉体詩人は身体を語り口とし人生の終わらない旅の物語を紡ぐ。音楽家達は音と視覚、緩急を操ることで時に彼の敵として、時に仲間として存在し、彼の物語に呼応する。
Shepherds of Catsシェパード・オブ・キャッツ
舞踏テクノは2017年に結成され、シェパード・オブ・キャッツとポーランド人アーティスト、Filip Zawada、日本人ボーカリストの小川文のコラボレーションから発生した国際舞踊音響視覚プロジェクト。舞踏ダンス、音楽、映像で満たされた幾数もの抽象的な光景は壮大な光景を引き起こす。
ポーランドの都市Wroclaw(ヴロツワフ)「Osrodek Postaw Tworczych」にでシェパード・オブ・キャッツと髪立ツカサ(舞踏)、小川文(声・ピアノ)、Filip Zawada(演出・音楽)、Vj Pietrushka (ライブ映像)、Mariae Smiarowska(声、現代舞踊)、Matylda Gerber(サックス)のメンバーで2017年5月初上演。その結果は、メンバーにこの先のプロジェクト継続への関心を抱くのには十分なほどだった。そして2018年5月第2回公演に小川文が招待した日本の肉体詩人藤篠虫丸が加わり、 2019年5月にはポーランド、ドイツ、イギリス各地にて舞踏テクノの第3回公演を行う